●STUDY 2●





「……ぁ…ん、……ぁ…っ、…ぁ…」



彼女の秘部を舌で刺激する度に声があがる。

交際し出してから約1年と10ヶ月。

おそらくセックスした回数は既に余裕で3桁を超えてると思うのに。

俺がこれをするのは何回目なんだろう。

実は数えるほどしかしていない。

彩ちゃんが好きなのを知ってるくせに、普段はわざとしない。



「…ぁっ、…や…ん、も……ダメ…」


ビクンと彼女の体が反る――達したんだろう。

涙目で荒い呼吸をしながら俺を見てくる。


「はぁ…は……京田さん…」

「彩ちゃん……」


体を起こした彼女が、俺のズボンのベルトに手をかけてきた。

――そう

俺が彼女のアソコを舐める度に、彼女も俺のモノを舐めようとしてくるのだ。

だから俺は普段はしない。

フェラをされてもいいくらい、いつも以上にエロい気分になってる時だけだ。

(今はなってるらしい……)


カチャカチャとはずされて、チャックを下ろされる。

下着の上から少しだけ撫でられ……取り出された。

そしてさっきのお礼と言わないばかりに彼女が舐めてくる。

最初は先端だけ、徐々に竿も――


「……ん……」


視覚的にはかなりヤバい。

彼女が制服姿のまま俺のモノを口に含んでる構図は、下手したら裸より興奮するかもしれない。

もちろんあっという間に襲ってくる射精感。

ギリ引き抜いたものの、ティッシュを取る時間はなく彼女の顔にかかってしまった。


「ご、ごめん…」

「ん……いいよ」


ティッシュで拭いながら、彩ちゃんが口回りに付いた精液をペロリと舐めた。


「変な味…」

「あ、彩ちゃん…?!」

「ふふ、味見しちゃった♪それより、どう?京田さん」

「え…?」

「大好きなJKに顔射した気分は」


顔射というエロい単語に俺の顔はたちまち赤くなる。

でも、同時に顔をしかめた。


「……彩ちゃん、俺は別にJKが好きなんじゃなくて」

「え?」

「彩ちゃんが好きなんだよ…」

「え…」


今度は彼女の頬が赤く染まる。


「だから彩ちゃんがもし大学生になったらJDものが気になるだろうし、もし結婚したら新妻とか若奥様ものが気になり出すと思う…」

「そ、そうなんだ…。じゃあさっき見てたサイトがJKものだったのは、私が今JKだから?」

「そうだよ」

「そっか…」


彩ちゃんが嬉しそうに顔を近付けてくる。

チュッとキスされた。


「じゃあ…JKな私はあと一年ちょっとしか味わえないから、今存分に楽しんでおかないとね」


来て……と耳許で囁かれる。

制服姿でベッドに凭れて、捲り上がったスカートの下には、イヤらしく濡れた秘部が露になっていた。

ゴクリと唾を飲み込む…。

俺は急いでゴムを付けて彼女に直ぐ様覆い被さった。


「彩ちゃん…っ」

「……ぁ……京田さ…ん…」


何度も出し入れして突き上げて、彼女の中を存分に味わう。

さっき出したばかりなのに、早くも再び襲ってくる射精感と必死に格闘しながら。

もちろんせっかく制服を着たまましてるのに、正常位ばかりじゃ勿体ない。

バックでしたり騎乗位でしたり。

色んな角度から彼女の姿形を堪能する。


「んふ……京田さんて座位が一番好きでしょ」

「一番かどうかは分からないけど…好きだよ。彩ちゃんとキスしながら出来るから…」

「それは同感かも。エッチしながらのキスって最高だよね…」


正常位より深く奥まで繋がれて、濃厚なキスも出来て。

且つお互いが動き合えるこの体位の良さを知ってからは、セックスの度に一度は取り入れている。

官能に浸る彼女の顔も目の前で見ることが出来て最高だと思う。


それでもやっぱり最後の最後はノーマルを一番好む俺ら。

再び彼女の体がをベッドに倒し、俺は欲望のままに彼女を突き上げた。


「――…あぁ…っ」

「……は……彩…ちゃん…」

「はぁ……は…京…田さ…」


荒れた息が収まるまで、俺らはぎゅっと抱き締めあった――











「あ〜も〜全然分かんない!」


テスト期間中の彩ちゃん。

リビングに戻った俺は、彼女の試験のヤマを張るのを手伝うことにした。


「定期テストの英語なんて単語と熟語の丸暗記だから。今丸したところを全部覚えること」

「うん、分かった。でも長文はどうすればいいの?」

「教科書の長文そのまま出題されるんだろ?なら簡単だって。例えばThey were called “Games Makers” because they made games with athletes and fans and supported the success of the Olympics.だから、ここで重要なのは因果表現のbecauseで……って、彩ちゃん聞いてる?」


彩ちゃんがボーっと俺の顔を見つめてきた。

でもって

「京田さん発音めちゃくちゃ上手vvもっと聞かせてvv」

と目をキラキラさせておねだりしてくる。


「そ、そうかな……」

「ねぇ京田さん…私に英語で愛を囁いてみてvv」

「え?!」

「ダメ…?」

「べ、別にいいけど……」


首を傾げてそんな可愛いことを言う彼女に、もう目眩がしそうだった。

ちょっと考えた後、彩ちゃんの耳許で優しく囁いてあげる。

俺の今の本心からの気持ちを――


「I can’t imagine how my life would be without you…」

「ちょ、ちょ、ちょっと待って…京田さん!」

「No matter how much time goes by, I love you…」

「全然意味分かんないよ!普通にアイラブユーでいいのに〜〜」

「はは」




――もう彩ちゃん無しの人生は考えられないよ――


――どんなに時が経っても、ずっと愛してる――







―END―









以上、JKな彩(17)と、年上彼氏・京田さん(22)のある日の一コマでした〜。

合鍵を持ってる彩。
京田さんをビックリさせたくてそーっと侵入してみたら、彼がそんなサイトを見ていて、彩もさぞビックリしたことでしょうw
京田さんだって健康な男性ですからね、それくらい許してあげてー(笑)

実は1年10ヶ月どころか、1年で既にエッチした回数は3桁の二人です。
京田さんも舐めてもらうのは好きなんだけど、遠慮してるのですよ。申し訳なく思ってるのです。
やっぱり本命だからね。
でもって既に結婚相手としても意識してるからね。
大事にしたいのです。
まぁそんな大事な彼女の顔にかけちゃった訳ですがw
おまけに味見されてる訳ですが(笑)

ちなみに彩の制服は色んな液体で大変なことになってしまったんですよw
最後のテスト勉強シーンでは、実はお泊まり用に何着か置いてある置き服に着替えている彩です。
制服はもちろんクリーニング行きです。
(クリーニング代は彼氏持ちでw)
ちなみに制服は2着持ってるので、翌日の学校には影響無しですよ★

翌日のお話もよければどうぞ!
↓↓
おまけ(精菜視点)