●LITTLE GIRL FRIEND 49●





おいおいおいおい。

待て待て待て待て。


何がお相子だよ??

13才の女の子に何言ってんだよ!!

一体何を求めてんだよオレー???








「…あの、それはつまり…僕に
フェラチオをしろって…ことですか?」

「あれ?んな専門用語知ってるんだ?あ、そっか、勉強したって言ってたもんな」

「…でも、詳しいやり方知らないんですけど…」

「そりゃ教えるのは簡単だけど…、でも別に嫌ならしなくてもいいからな?」

「します。だって…普通するものなんでしょう?」

「…んなことないけど。確かにAVだと当たり前のようにどれもしてるけどさ、実際はカップル次第…五分五分じゃないかな」

「…斎藤さんは、進藤さんにしてあげてたんですか?」

「…まぁな」

「じゃあ僕もします!」


…どういう理屈だよ。


教えて下さい!と意気込んだアキラちゃんが、腰に巻いてたタオルに手をかけてきて――取られた。

わ〜大胆。

でも現になったオレの下半身を目の当たりにして、固まってしまっていた。


「…アキラ?大丈夫か?」

「……大丈夫…です。さ、触っても…いいですか…?」

「いいよ。優しくな」


コクリと頷いたアキラちゃんが、恐る恐る手を伸ばしてきた。

ちょんと先をついた後、そっと握ってくる。


「固い…」

「興奮してるからな。もうすぐにでも挿れられるよ」


どこに?

もちろん、アキラちゃんの中に。

でも、先に口で奉仕してくれるらしい。

今時の中学生ってホント…進んでる。

オレが中学の時はフェラのフェの字も知らなかったぞ?

(佐為がいたせいかもしれないけど。そういう類いはなるべく考えないようにしてたし…)



「…ん……」


アキラちゃんの舌が…ちょんとオレのものに触れた。

遠慮気味に…先を舐めはじめてきて。

割れ目を舌で攻撃してくる。


「ん…変な味…」

「どんな味?苦い?」

「苦くはないですけど…」

「じゃあ先走り…かな?ごめん、オレ男のは舐めたことないから分かんないや」


ははは、と余裕ぶってみせる。

でも、本当は余裕なんかなかった。

上手いとか下手だとか、そんなの全然関係ない。

好きな子が自分のものを触ってくれること自体が、こんなにクるものだって…初めて知った気がした。

今まで付き合ってきた女の子にされるのと全然違う。

彼女達のことだって…それなりに好きだったつもりなのに――



「……く…」


歯を食いしばって、何とか耐えた。

オレが何も言わないからどんどん付け根に向かって舐めていくアキラちゃん。

こんな感じでいいですか?と上目遣いで見られると、思わず目を逸らさないとヤバいぐらい限界寸前までキた。

このまま続けられるとマズい。


「も…いいよ、アキラ」

「え?」

「もう十分。ありがとう。離して?」

「あ…ごめんなさい。よく分からなくて…」

「違うって、良過ぎて…その、もう出そうだから…」

「まだ口に含んでませんけど…?」

「今それされたらオレ瞬殺…」

「……」


アキラちゃんが消化不足な顔して、オレの下半身から手を離した。

うう…情けない話だぜ。

でも今出すわけにはいかないしなぁ…。


「今度する時は…ちゃんと教えて下さいね?」

「う…ん、ごめん…」


でも一仕事終えてホッとしたのか、彼女の表情が少し和らいでいた。

で、次は?

これからどうするんですか?と言いたげにオレの顔をチラッと見てくる。

うん…次は、そりゃあ……



「あ、それ…さっきの」


さっき買ったばかりのゴムが入った袋をオレは手に取った。

薄さを追求したやつじゃなくて、避妊率が一番高いやつを今回は買ってみた。

オレが付けてる間、箱のパッケージを興味深そうに読んでるアキラちゃん。


「何か面白いこと書いてる?」

「あ……いえ。別に…」

「そう?じゃあ…しようか」

「……はい」












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