今日こそは…！！
という気持ちで僕の頭はいっぱいだった。
今日こそは途中で止めたくない。
最後までしたい。
進藤さんと一つになりたい。
今日こそは…！！
「―……ぁ……」
ベッドに倒されて、前と同じように愛撫が始まった。
優しく、激しく、気持ち良く。
進藤に触られるとすごく…心地いい。
まるで体が喜んでるみたいだった。
「…でも、前より大きくなったんじゃねぇ？」
僕の胸を揉みながら、そう言ってくれた。
「本当ですか…？」
「うん。…でも男はさ、女が思ってるほどそんなに大きさとか、気にしてないもんなんだよな」
「え…？」
「大きくても小さくても、好きな子の胸ならどんなのだって愛おしいってこと」
「…そうなんですか」
「女だって男のアレの大きさ、そんなに気にしないだろ？それと同じ。でも男は結構気にしてるんだぜ？」
「そ…そうなんですか」
進藤さんが僕の右手を取って―――自分の下半身に当ててきた。
タオル越しに…握らされる。
当然まだ慣れてない僕は、顔が即座に真っ赤になってしまった。
「…オレの、大きいと思う？小さいと思う？」
「し、知りません…！…進藤さんのしか、知らないし…」
「そっか、よかった。やっぱ永夏とは何もなかったみたいだな」
「あ…当たり前です！…他の人となんか…絶対に嫌だ…」
「オレだけ特別？」
「特別です。…好きだから」
「オレも…、アキラだけだよ。大好きだ…」
ぎゅっと上から抱きしめられた――
ああ…胸が張り裂けそうだ。
好きな人とこうやって愛を確かめあえて。
肌の温かさを直に感じれて。
ずっとこうしていたい。
幸せを実感出来る。
「…アキラ…」
「……ぁ…っ」
再び愛撫が再開された。
進藤さんが唇で体中にキスしてきて、時には痕も付けられる。
そのちょっとした痛みがすごく嬉しい。
僕が進藤さんの物だっていう証だから。
「―…ん…っ」
太股にもその痕が付けられた後、僕の大事な場所に手を触れてきた。
最初は下着の上から優しく。
次に隙間から指を入れてきて、直接。
この感触がまだ二回目な僕は、やっぱりまだ慣れなくて――恐い。
気持ちよくて体を全部進藤さんに預けてしまいたいのに……強張って力んでしまう。
「…ぁ……」
下着を脱がされ…脚を広げられた。
死ぬほど恥ずかしいこの格好。
進藤さん以外には絶対に出来ない。
「…ん…っ」
「痛い？」
「大丈夫…です」
指くらい、全然平気。
今日はもっと大きなものを挿れるんだから。
絶対。
今日こそは…！
「アキラ、顔恐いぞ。本当に大丈夫か？」
「大丈夫です…」
「やっぱり止めて欲しかったらすぐ言えよな？無理強いはしないから…」
「や、止めません…！どうしてそんなこと言うんですか？！僕は…僕は今日絶対に……」
「……分かった。なら、もっと体をリラックスさせて。オレの動きを感じて？痛くないはずだから」
「は…い」
力を出来るだけ抜いて…純粋に進藤さんの指の動きに浸ってみた。
信じられないくらい、気持ちのいい場所ばかり弄ってくれてることに気付いた。
「…ぁ…っ、…ん…」
自然と声が漏れる。
自然と、もっと脚を広げてる自分がいた。
もっと…奥まで触って欲しい。
進藤さんにだったらどこまでだって許しちゃえそうだ。
「ん…？」
何だか温かい…？
目を開けて、チラッと下を見ると――口で愛撫されてることに気付いた。
「や…っ、汚…い」
「綺麗だよ。美味しいし」
「そんなわけ…っ、…ぁ…っ」
舌を、信じられない場所に入れてくる。
これ以上ない羞恥に涙が溢れてきた。
でも…、何だかさっき以上に気持ちよくて…段々感覚がおかしくなって麻痺してくる…――
「あぁ…っ…！」
頭が真っ白になった瞬間、前回と同じように体が反って…達してしまった。
グッタリと体中の力が抜ける。
「気持ちよかった？」
進藤さんが悪戯っぽく耳元で聞いてきた。
「は…ぁ…、…もう、進藤さんの…意地悪。僕だけまた…先に…」
「じゃ、アキラもオレの、舐めてみる？そしたらお相子じゃん」
え…？
NEXT
