●LITTLE GIRL FRIEND 23●
やばいやばいやばい。
まずいまずいまずい。
何やってんだよオレ!
何言ってんだよオレ!
何でアキラちゃんの上になんか乗ってんだよーーーっ?!!
「…今日、塔矢先生とお母さんは?」
「父は名人戦の防衛で和歌山です。母も友人が近くに住んでるとかで、今回は付き添ってて…」
「ふーん…じゃあ泊まっても大丈夫なんだ?」
「…はい」
何が大丈夫なんだよ?!
全然大丈夫じゃねーって!!
相手は中1だぞ?!12歳だぞ?!
自分は何歳だ?!21だろ!?
思いっきり犯罪だって!!
頭冷やせオレ!!!
「…今度は泣いてもやめねーからな」
「だ…大丈夫ですっ」
掴んでた腕を更にきつく握りしめた――
…ダメだオレ。
頭と口と体が別行動状態だ。
ダメだって分かってるのに、口が止まらなくて既に口説きモード。
おまけに体は思いっきり反応してて…襲う気満々。
せめて優しく抱けたらいいけど……なんて、諦めちゃいけないんだろうけど……
「――……ん…っ」
もう一度、今日二度目のキスをした――
今度は深く…アキラちゃんの口内をいじくりまくって。
息つく暇もないぐらいに激しく貪った。
「ん…っ、んん…ふ…ぁ…」
こんなの、中学生にするキスじゃない。
つーか、最近の中学生ってマセ過ぎなんだよ!
クラスメートに既にエッチ経験者がいるだって??
どんな教育してんだよ海王は!
オレの16歳だって、まだ一般的には早い方だぞ??
斎藤さんが相手で悪かったな。
だからって別に特別なわけじゃない。
オレにとって今一番大事なのはアキラちゃんだからな――
「は……進ど…さん」
「アキラ…」
この前と同じように、キスをずらしていって…首筋にも吸い付いた。
この前はここでアキラちゃんに嫌がられたからストップ。
でも今回は……まるでもっと求めてるかのように…オレの背中に手を回して抱き着いてきた――
「……ぁ」
調子に乗って、胸にも触れる。
あれ?
「へぇ…ブラし始めたんだ?」
「…だって、進藤さんにバカにされたから…」
「ふぅん…」
制服の上からモミモミした後、隙間から中に手を滑らした。
今度はブラの上からモミモミ。
やっぱまだ小さいな。
つーか…海王の制服ってどうやって脱がすんだ?
「ん……や…っ、…ぁ……っ」
アキラちゃんはオレの動きにいちいちビクッとしながら、不安そうに目で追っていた。
可愛い声を出しながら……
「…起きて」
「…え…?」
彼女の体を起こして、制服を脱がしてみた。
続いてキャミもブラも脱がして裸にすると、さすがに恥ずかしかったのか直ぐさま手で隠してしまった。
でももちろんすぐに剥がして、直に…揉んでみる。
「…ぁ…っ…」
「…どう?」
「え…どうって…?」
「気持ちいい?」
「分からない…です。それより恥ずかしくて…」
「止めようか?」
「大丈夫…です。これくらい…」
「無理しなくていいよ?」
「無理なんか…してませんっ」
真っ赤な顔でオレを睨んできた。
はは…すっげー無理してる顔だし。
今ならまだ引き返せるぜ?
どうする?
NEXT