TIME LIMIT〜学歴編〜 おまけのおまけ

櫻井君のお見合い中(愛ちゃん視点)





「ええ?!彼氏がお見合い?!」

「そうなんだよ〜、美鈴お義姉ちゃんどうしたらいいと思う?」



私、惣田愛はワケが分からなかった。

なぜ私はこんなところにいるんだろう。


慎一さんが今日、今現在、お見合いをしてるというのに。

本来ならば家でめちゃくちゃ落ち込んで、ベッドで蹲ってるところだったのに。


お見合いのことを明菜ちゃんに話したららららら、こんなところに連れて来られてしまったのだだだだ。

おおおお推しのご自宅にににににーーーー!!!???


(しかも推しも普通にいるーー!!)

(赤ちゃんの子守してるーー!!)

(めっちゃ貴重!目に焼き付けとかないと!!)



「お見合い相手がね、なんか医師会会長のお嬢様なんだって!」

「あら、それは強敵ね」

「絶対美人だよ。櫻井先生が心移りしちゃったらどうしよう〜」

「お見合い会場に乗り込んじゃう?」

「でも愛ちゃんはそんなことしたくないんだって。櫻井先生を信じてるんだって」

「あら、素敵ね。そうよね、信じてあげないとね〜」


明菜ちゃんと推しの奥様が私の為に心配してくれてるのに。

私は全くの心ここにあらず状態だった。


(イクメンな推し最高……カッコいい……可愛いvv)


「愛ちゃん、聞いてる?」

「へ?」

「愛ちゃんはどうしたい?やっぱ乗り込む?」

「え?私は……私は……一局打ちたいデス」


しーん…となる。


「も〜〜愛ちゃん碁バカなんだから〜〜」


お兄ちゃん!

鈴音ちゃんの世話変わるから、ちょっと愛ちゃんと一局打ってやって!



 

 


END



 

 


恋愛相談といえば美鈴お義姉ちゃんだよね、と愛ちゃん引き連れて明人の家にやってきた明菜。
お陰でもう櫻井君どころではない愛ちゃんなのでした★

明人に一局打ってもらって、天にも昇る気持ちで家に帰ったところで、櫻井君が家に来るのです。

「ちゃんと断って来たよ」
「あ、そうなんだ…」←既にお見合いなんてどうでもよくなってる愛ちゃんなのでした!