●TIME LIMIT〜学歴編〜 おまけのおまけ●

※櫻井君のお見合い中(愛ちゃん視点)





「ええ?!彼氏がお見合い?!」

「そうなんだよ〜、美鈴お義姉ちゃんどうしたらいいと思う?」



私、惣田愛はワケが分からなかった。

なぜ私はこんなところにいるんだろう。


慎一さんが今日、今現在、お見合いをしてるというのに。

本来ならば家でめちゃくちゃ落ち込んで、ベッドで蹲ってるところだったのに。


お見合いのことを明菜ちゃんに話したららららら、こんなところに連れて来られてしまったのだだだだ。

おおおお推しのご自宅にににににーーーー!!!???


(しかも推しも普通にいるーー!!)

(赤ちゃんの子守してるーー!!)

(めっちゃ貴重!目に焼き付けとかないと!!)



「お見合い相手がね、なんか医師会会長のお嬢様なんだって!」

「あら、それは強敵ね」

「絶対美人だよ。櫻井先生が心移りしちゃったらどうしよう〜」

「お見合い会場に乗り込んじゃう?」

「でも愛ちゃんはそんなことしたくないんだって。櫻井先生を信じてるんだって」

「あら、素敵ね。そうよね、信じてあげないとね〜」


明菜ちゃんと推しの奥様が私の為に心配してくれてるのに。

私は全くの心ここにあらず状態だった。


(イクメンな推し最高……カッコいい……可愛いvv)


「愛ちゃん、聞いてる?」

「へ?」

「愛ちゃんはどうしたい?やっぱ乗り込む?」

「え?私は……私は……一局打ちたいデス」


しーん…となる。


「も〜〜愛ちゃん碁バカなんだから〜〜」


お兄ちゃん!

鈴音ちゃんの世話変わるから、ちょっと愛ちゃんと一局打ってやって!



 

 


―END―



 

 


恋愛相談といえば美鈴お義姉ちゃんだよね、と愛ちゃん引き連れて明人の家にやってきた明菜。
お陰でもう櫻井君どころではない愛ちゃんなのでした★

明人に一局打ってもらって、天にも昇る気持ちで家に帰ったところで、櫻井君が家に来るのです。

「ちゃんと断って来たよ」
「あ、そうなんだ…」←既にお見合いなんてどうでもよくなってる愛ちゃんなのでした!