●BREAST●
高校でももちろん水泳の授業はある。
クラスの女子の貧相な水着姿を見て、僕はふと思ったのだ。
(あれ…?もしかして精菜って実は胸が大きいのか…?)
と――
「佐為、いらっしゃい」
「お邪魔します」
高校2年の秋は、僕と精菜にとっては最高の季節となった。
なぜなら名人戦も王座戦も緒方先生が挑戦者となり、合計12番勝負を両親と繰り広げてくれたからだ。
タイトル戦の前日はもちろん前夜祭があるので、今日も午前中に会場である新潟に出発した緒方先生。
先生が留守で、且つ僕もフリーな今日みたいな日は、当然放課後は彼女の家に寄ることになる。
「ちょうど宿題終わったところだったの。佐為も終わってる?」
「うん。もちろん休み時間に終わらせたよ」
「ふふ」
精菜の部屋に着き、一緒にベッドに腰掛ける。
「一週間ぶりだね…」と彼女が頭を肩に凭れかけてきた。
「最近毎週のように佐為に会えて嬉しい♪」
「僕もだよ。緒方先生に感謝しなきゃな」
「ふふ…お父さん、今朝気にしてたよ。『佐為君とは最近どうなんだ?』って」
「へぇ…、ちゃんと答えた?先生のおかげで僕と恥ずかしいことたくさん出来てるって」
「やだ、言うわけないでしょ、って……ぁ……っ」
耳にキスして、穴に舌を挿入する。
そして同時に服の上から早速胸を揉んでいった。
「……ん……」
もちろん直ぐに直に揉みたくなって、着ていたワンピースのチャックを下ろしていく。
露になる彼女の胸。
(やっぱり大きい気がする……)
ブラに目一杯収まったその乳房は、夏にプールの授業で見た同級生のそれより明らかに大きい気がした。
まだ中学生なのに――
「精菜…ブラのサイズ今何?D?」
「うん…でもまたキツくなってきてて」
「じゃあそろそろE?」
「かもしれない…」
「へぇ…」
後ろのホックを外すと、窮屈そうだったバストが解放されてたちまち飛び出してくる。
ゴクリと唾を飲み込んだ。
もちろん味見したくなった僕は、直ぐ様彼女の体を押し倒して覆い被さった。
「……ぁ…っ」
揉みながら先端に吸い付いて、舌で弄っていく。
舐め回し続けて徐々に唾液でベトベトになっていった。
「は……佐為……気持ちいい……」
年々感度が良くなっていってる彼女。
存分に胸を堪能した後に下半身にも手を伸ばすと、既に大洪水で下着が役目を果たしていなかった。
隙間から指を挿れて、少しばかり弄っていく。
「……は…ぁ……佐…為……」
彼女が物欲しそうに僕の下半身を見つめて来た。
当たり前だけど反応しまくって大きく反り上がっている僕の息子。
体を起こした彼女がソレに触れてくる。
下着越しに…そして直に。
「ね……佐為、ちょっとだけ挿れてみよう…?」
可愛く上目遣いにおねだりされる。
もちろん僕だって挿れたいのは山々だけど。
でもやっぱり後々後悔したくないから、首を横に振った。
「駄目だよ精菜……あと半年なんだし、我慢しよう?」
「でも……クラスメートも、もう何人も経験してるよ…?」
精菜が残念そうに僕のモノをしごいていく。
更にカチコチに大きくされる。
「……は……精…菜……」
「佐為……このまま出す?それとも……ここで出す?」
下着越しだけど、彼女が割れ目に僕のモノを押し当てた。
「だから駄目だって…」
と何とか理性を振り絞って、彼女の体を押し離した。
「あん……もう、真面目なんだから…」
「今は指で我慢して?」
「……うん」
もう一度、彼女の中に指を挿れて弄っていった。
と同時にクリに舌を這わす。
「……ひゃ…っ…佐――」
この可愛い突起物を執拗に攻めると、「――…あ…ぁん」とたちまち彼女の体が反り返った。
「はぁ……はぁ……佐…為…」
「気持ちよかった…?」
「うん……佐為も気持ちよくしてあげる」
「え…?」
何をしてくれるんだろうと思ったら、いきなり息子を胸に挟まれる。
(マジで?パイズリ?!)
流石Eカップ近くあるだけあって、ボリュームと柔らかさは半端ない。
視覚的にもエロ過ぎてヤバかった。
「――は…ぁ…っ」
あっという間に僕は達してしまい、彼女の胸元を汚してしまった。
「ふふ…気持ちよかった?」
「う…ん……」
ティッシュで拭ってると、唇にチュッとキスされる。
「あと半年かぁ……楽しみだね、佐為」
「うん…」
「半年後にはもっとおっぱい大きくなってると思う?」
「はは……もう十分だよな」
「佐為のせいなんだからね、いっぱい揉むから」
「ごめんごめん」
もちろん半年後も楽しみだけど。
それより来週も緒方先生はタイトル戦で留守だ。
しばらく毎週のように続く蜜月を、僕らはひとまず楽しむことにしたのだった――
―END―
何だこれはー??(大汗)
えー…補足としましては、佐為高2、精菜中3の時の話です。
中3の秋なので、高校生まであと半年な二人です。
もう結構我慢の限界がw
とりあえず彼女の体型がエロ過ぎて、JK同級生の水着姿が貧相に見えてしまってる佐為なのでした!
おまけ。
〜〜前の週の日曜日 in彩の部屋〜〜
今日も読書(マンガ)に励む彩と精菜。
彩はちょっとエッチなマンガもたくさん持ってたりするのです。
「…彩、この主人公何してるの?」
「どれ?ああ…パイズリじゃない?」
「パイズリ……?」
「胸でアレ挟んでスリスリするの♪私(←Aカップ)には無理だけど、精菜なら出来るんじゃない?」
「へぇ……そんなのあるんだね」
「今度お兄ちゃんにしてあげたら?w」
「…喜んでくれるかな?」
「当たり前じゃん。パイズリが嫌いな男子なんていないよきっと」
「じゃあ……してみる」
「頑張れー」
とんでもない妹ですな!(笑)
佐為は彩に感謝するといいよ!
でもって、その後↓↓
(彩視点)
「ただいま」
夜7時前、お兄ちゃんが帰ってきた。
お母さんと一緒に3人で夕飯を食べることにする。
ちなみにお父さんは緒方先生と一緒に王座の防衛で新潟だ。
緒方先生が留守――こんな日は決まってお兄ちゃんは精菜の部屋に寄るらしい。
(精菜、アレ実践したのかなぁ?)
私がニヤニヤしてると、お兄ちゃんが眉をひそめた。
「…何だよ?彩」
「別に〜。お兄ちゃん、今日帰り遅かったね。どこか寄ってたの?」
「ど、どこだっていいだろ…」
お兄ちゃんの頬がほんのり赤くなる。
「ふぅん…」
「…何だよ?」
「別に〜。あーあ、私も早く大きくならないかなぁ〜」
何が大きくなるのか。
お兄ちゃんは私が何を言いたいのか分かったらしい。
赤めた顔で私を睨んでくる。
「…彩も半年後に京田さんに大きくしてもらえば?」
と仕返しされる。
「は…??!」
いきなり京田さんの名前が出てきて、私の顔も途端に真っ赤になった。
(半年後…って、お兄ちゃんなんで私と京田さんの約束知ってるの?!)
そう――あと半年で私は約束の16歳になる。
つまり京田さんに再び告白する日がやってくるのだ。
でもって付き合う日が…
「……」
京田さんに胸を揉まれるシーンを想像して、私の顔はもうあり得ないくらいに火照る。
兄妹二人とも顔を真っ赤にして箸が止まってしまったので、お母さんに
「早く食べなさい」
と子供みたいに叱られたのだった――
おしまい★